Raspberry PiでプログラムをIoT化するためにWebObをインストールする手順

Raspberry Piでpython3で書いたプログラムにWebアプリとしての機能を組み込んで,インターネット経由であれこれしたいという時に,pythonのWebObというパッケージが便利である.このWebObをインストールして使用できる状態にするためのする手順のメモ.

WebObのインストーラのダウンロード

WebObのページ(https://pypi.org/project/WebOb/#files)からダウンロードする.2019年2月4日時点では1.8.5が最新版).

f:id:EleTECH:20190204230206p:plain
WebObダウンロードWebページ
ダウンロードすると,通常ダウンロードフォルダにインストールされるので,ターミナルでディレクトリを移動する.移動したらlsコマンドでファイルを確認.

pi@raspberrypi:~ $ cd ダウンロード
pi@raspberrypi:~/ダウンロード $ ls
WebOb-1.8.5.tar.gz

ファイルを確認したら,圧縮ファイルを解凍する.

pi@raspberrypi:~/ダウンロード $ tar xvzf WebOb-1.8.5.tar.gz

解凍できたら,ファイルをホームディレクトリへ移動しておく.

pi@raspberrypi:~/ダウンロード $ mv WebOb-1.8.5 /home/pi/

ホームディレクトに移動して,ファイルを確認.

pi@raspberrypi:~/ダウンロード $ cd ..
pi@raspberrypi:~ $ ls
WebOb-1.8.5

WebObのpython3へのインストール実行

ファイルが確認できたら,以下を実行してWebObをpython3にインストールする.

pi@raspberrypi:~/WebOb-1.8.5 $ sudo python3 setup.py install

以下の表示が出れば無事インストール完了.

Finished processing dependencies for WebOb==1.8.5

参考

以下の書籍を参考にさせて頂きました.

  • 松原 拓也,"作って楽しい!ラズパイ・プログラミング",日経BP社,東京,2016.


作って楽しい! ラズパイ・プログラミング(日経BPパソコンベストムック)