オペアンプの反転増幅回路と非反転増幅回路の違いって,位相(極性)の違いと抵抗による増幅率の決め方だけでしょうか.増幅率を決める式からだけでは見えてこないその違いを「動作点」という観点と,「入力インピーダンス」という観点から考えてみる.
- 反転増幅回路と非反転増幅回路の概要
- 動作点の違い
- 反転増幅回路の動作点
- 非反転増幅回路の動作点
- 入力インピーダンスの違い
- まとめ
- 参考文献
大学2回生の頃,計測工学という講義を受講するに際して「新版 電気電子工学(朝倉書店)」という書籍を購入した.この書籍の中で,「計測にあたっての基本原則」という内容が記載されており,私は学生ながらにここは重要だと思い,蛍光ペンでマーキングして忘れないこと!というメモを書籍に直接残している(忘れないこと!っとメモしている感じが私らしい・・・でも出来ているかは別として確かに忘れてない!).非常に基本的なことではあるが,案外その基本姿勢が出来ていなかったりすることもあるので,自分への戒めも兼ねてここに忘れないように書いておく.
ANALOG DISCOVERY 2を使うと回路の周波数特性を簡単に計測でき,ボード線図をリアルタイムで描いてくれる.使用方法の手順をメモ.